ちょっとずつ
2012年 01月 24日
戻ろう戻ろう。そのための。長い記事。
人は、死にたくても死ねず、生きたくても生きれず。
健康診断に満足し、自覚症状がでた時には手遅れになったりします。
それでもさいごまで、生きて生きて生き抜いた、誰にも迷惑かけずに、泣き言ひとつ言わずに、運命やら神様やらに、文句も言わずに。
仕事を中途半端にしてすみませんでした、と言って。
家族をさいごまで心配し続けて。
大好きなお父さんが天国にいってしまいました。
あんなに辛抱強くて、仕事が大好きで、
何も言わずに家族を守る素敵なお父さんのもとに産まれる事が出来た事が幸せであり、また、寂しくて苦しいです。
もっとろくでもないお父さんなら、こんな気持にならなかったんじゃないかとか。
今やっと初めて、ひとりで、涙がこぼれます。
お父さんを見ていたら、泣けなかった。苦しいのは私じゃない。
もっと色んな事を頑張りたかった、カラダも心も辛いのはお父さんだから。泣くのは私じゃない。父さんが泣き言いわないのなら、私は笑顔でそばに居ると決めた。
悔しいなー、とたまにぼやくお父さんの、一言に、どれだけの重みがあったかわからなくて。
悪いことした人が死刑になる。なのに悪い事が大嫌いな父さんが、まるで死刑宣告されるように、いつしんでもおかしくないよ、と言われる。
じゃあいっそ、こんな苦しい暮らしならポンと死ねればラクなのかもしれないと思ったけど、生きようとする父の意思の強さやまだ若い体が、頑張る。
ひとつの病気が進めばもうひとつの病気になる。頑張ってひとつが治まればひとつが進む。なんの救いもない。
延命治療ではないのに、死ぬのを待つ時間は苦しい。苦しいのに死ねない。死ねないのに苦しい。痛みをとる治療なんて、父の病気にはほとんど無力に見えた。
まあほとんど病院には居なかったんだけどね。
見ているだけでもつらいのに、どれだけつらかったかな。どうしてそんなに頑張った。
偉いにも程があるよ。おうちで一緒にいれる時間を作ってくれてありがとう。
世の中にある全てのものが酷に思えて、テレビひとつとっても父に見せるのがいいのかわからなかった。
明日、来年、老後、健康、そんなんばっか。
だから、
みんなも。
気をつけてね。
お父さんは決して不摂生をしてたわけじゃなかったよ。むしろなにひとつ健康診断にひっかかることもなく。健康オタクだったよ。
例えば、こう言う人がいる。
酒もタバコもやめて色んな事を我慢したのに死ぬ時は死ぬんだって
そう思うかもしれないけど、
その、死ぬ時、がどれだけ長く辛いものか知らないからそう言えるんじゃないかと私は思う。自殺したかった人でも、現代医療に助けられ、自分の望まない形で思うより長く不自由に、生きる事になることがある。
かと言って、突然亡くなるのは、何も整理できないのはもっと辛い事なんじゃないかとも思う。本人も、残される人も。
だから、自分の身体は自分しか守れないから。みんなみんな健康に気をつけてね。うまく伝わらないかもしれないけど。。。
そして、
楽しもう。
人生を。悔いの残らないように。
時間の巻き戻しはできないんだから。過去を悔いずに前を見て、大変な事も悲しいこともあるけれど、全力で楽しもう。
笑わなきゃそん!
なのでこの話はここまでで。
ブログに書くか、かなり長い間迷っていたけど。なにが起きていたのか伝えないのも、いつもコメントで助けてもらってるのに、不義理かなって。
素敵なお父さんと29年も過ごせた私は幸せ者です。ネタの宝庫、モ父さん。
今頃なにをしてるかしら?
天国は浮くのが大変だ!とか?一足お先のサモの散歩かなぁ?
寂しいけど、楽しかった事ばっかり思い出せばいいさ。
ある日、ウンチ頑張りすぎて倒れた時、『これで死んだらお父さんの戒名…雲黒斎…(ウンコくさい)』って言った父さんの偉大さが計り知れない。
Ps
私のケアをしてくれた親友達、無言の私を無言で支えてくれて、本当に有り難う。
これからもよろしくお願いします。
ブログ読んでくださる皆さんも、これからもろくでもない感じのブログがまた増えていくかと思いますが、よろしゅうお願いしまする!
人は、死にたくても死ねず、生きたくても生きれず。
健康診断に満足し、自覚症状がでた時には手遅れになったりします。
それでもさいごまで、生きて生きて生き抜いた、誰にも迷惑かけずに、泣き言ひとつ言わずに、運命やら神様やらに、文句も言わずに。
仕事を中途半端にしてすみませんでした、と言って。
家族をさいごまで心配し続けて。
大好きなお父さんが天国にいってしまいました。
あんなに辛抱強くて、仕事が大好きで、
何も言わずに家族を守る素敵なお父さんのもとに産まれる事が出来た事が幸せであり、また、寂しくて苦しいです。
もっとろくでもないお父さんなら、こんな気持にならなかったんじゃないかとか。
今やっと初めて、ひとりで、涙がこぼれます。
お父さんを見ていたら、泣けなかった。苦しいのは私じゃない。
もっと色んな事を頑張りたかった、カラダも心も辛いのはお父さんだから。泣くのは私じゃない。父さんが泣き言いわないのなら、私は笑顔でそばに居ると決めた。
悔しいなー、とたまにぼやくお父さんの、一言に、どれだけの重みがあったかわからなくて。
悪いことした人が死刑になる。なのに悪い事が大嫌いな父さんが、まるで死刑宣告されるように、いつしんでもおかしくないよ、と言われる。
じゃあいっそ、こんな苦しい暮らしならポンと死ねればラクなのかもしれないと思ったけど、生きようとする父の意思の強さやまだ若い体が、頑張る。
ひとつの病気が進めばもうひとつの病気になる。頑張ってひとつが治まればひとつが進む。なんの救いもない。
延命治療ではないのに、死ぬのを待つ時間は苦しい。苦しいのに死ねない。死ねないのに苦しい。痛みをとる治療なんて、父の病気にはほとんど無力に見えた。
まあほとんど病院には居なかったんだけどね。
見ているだけでもつらいのに、どれだけつらかったかな。どうしてそんなに頑張った。
偉いにも程があるよ。おうちで一緒にいれる時間を作ってくれてありがとう。
世の中にある全てのものが酷に思えて、テレビひとつとっても父に見せるのがいいのかわからなかった。
明日、来年、老後、健康、そんなんばっか。
だから、
みんなも。
気をつけてね。
お父さんは決して不摂生をしてたわけじゃなかったよ。むしろなにひとつ健康診断にひっかかることもなく。健康オタクだったよ。
例えば、こう言う人がいる。
酒もタバコもやめて色んな事を我慢したのに死ぬ時は死ぬんだって
そう思うかもしれないけど、
その、死ぬ時、がどれだけ長く辛いものか知らないからそう言えるんじゃないかと私は思う。自殺したかった人でも、現代医療に助けられ、自分の望まない形で思うより長く不自由に、生きる事になることがある。
かと言って、突然亡くなるのは、何も整理できないのはもっと辛い事なんじゃないかとも思う。本人も、残される人も。
だから、自分の身体は自分しか守れないから。みんなみんな健康に気をつけてね。うまく伝わらないかもしれないけど。。。
そして、
楽しもう。
人生を。悔いの残らないように。
時間の巻き戻しはできないんだから。過去を悔いずに前を見て、大変な事も悲しいこともあるけれど、全力で楽しもう。
笑わなきゃそん!
なのでこの話はここまでで。
ブログに書くか、かなり長い間迷っていたけど。なにが起きていたのか伝えないのも、いつもコメントで助けてもらってるのに、不義理かなって。
素敵なお父さんと29年も過ごせた私は幸せ者です。ネタの宝庫、モ父さん。
今頃なにをしてるかしら?
天国は浮くのが大変だ!とか?一足お先のサモの散歩かなぁ?
寂しいけど、楽しかった事ばっかり思い出せばいいさ。
ある日、ウンチ頑張りすぎて倒れた時、『これで死んだらお父さんの戒名…雲黒斎…(ウンコくさい)』って言った父さんの偉大さが計り知れない。
Ps
私のケアをしてくれた親友達、無言の私を無言で支えてくれて、本当に有り難う。
これからもよろしくお願いします。
ブログ読んでくださる皆さんも、これからもろくでもない感じのブログがまた増えていくかと思いますが、よろしゅうお願いしまする!
by tetta828
| 2012-01-24 14:07